フィンランドの携帯電話メーカー「ノキア」が、
キネティック・デバイス(the Nokia Kinetic Device)と呼ばれる
今までにない携帯端末のコンセプトを発表した。
これは従来のスマートフォンで可能な「触る」、「振る」という挙動に加え
「ねじる」、「曲げる」という動作を通して操作を実現する。
ねじる、曲げるというのは、新しいく形が長方形でないというところも
斬新ですね。
新しいテクノロジーのアイデアとして作られたデバイスなので。
おそらく、今後、いろいろと改良がされていくことでしょう。
個人的には
デバイスを操作ではなく
デバイスから映されたホログラムを操作する
なんてことができたら、もっと未来を感じます。
参照元:Pocket-lint
映像を見る限りでは、ただ斬新さを求めただけのプロダクトに思える。
おそらくコンセプトを主導したのはエンジニアサイドだろう。
現場では涙ぐましい努力がなされているのだから、プロモートサイドはもっと知恵を絞らなければならない。
トレンドや世情に負けて、プロダクトの良さを殺してしまっている。
例えばこの製品を、四肢欠損や半身不随を患った身体障害者でも使えるよう、仕様変更を可能にすれば、製品の価値は飛躍的に上がる。
他にも片手が使えないシチュエーション、ドライビングやドローイングシーンに活用できるような、アプリケーションを搭載する手もある。
技術を活かすも殺すも、最初の一歩はデザイナの脳みそ次第だということ。