トム・クルーズの映画「マイノリティ・リポート」では
電車の乗り降りや、ショッピングモールでの
出入り口でも網膜スキャンがあり、個人を特定していました。
クリテックジャパンは2011年12月16日、
指紋や静脈認証など従来の生体認証精度を上回る虹彩(アイリス)認証装置「IRIBIO IrisKey」を発表した。
12月20日より同社および代理店で注文受付を開始する。
出荷は2012年1月5日の予定で、価格はオープン。各人特有の虹彩パターンで個人を識別する認証装置。
従来は困難だった細い目や下向きのまつげに対応。
また、従来は周囲の明るさ変化で虹彩の模様が変わり、
認証されないというケースもあったが、
IRIBIO IrisKeyは50~10,000ルクスまでの明るさなら正常に認識されるという。虹彩データの取得/登録/保存/照合/認証は内部で実行され、
データは暗号化のうえ保存される。
虹彩登録者数は150名だが、PC/サーバ保存の場合は無制限となる。
認証速度は1:1認証で0.3秒、1:150認証で0.5秒、視認距離は8.5~10.5cm。
認証ミスの確率は120万分の1以下。インタフェースはUSBで、ケーブル長は70cm。
本体サイズは約W47×D25×H91mm、重量は約58g。
対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7。
Windows版の虹彩認証ログオンプログラムが無償提供される。
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この技術がまさにそれを実現可能にしていくのではないでしょうか?。
虹彩認証【iris recognition】
こうさいにんしょう眼球の黒目に現れる皺のパターンを識別して本人確認を行う認証方式。
人体の特徴を利用するバイオメトリクス認証(生体認証)の一つ。人間の眼球の黒目部分には、瞳孔の外側に「虹彩」(アイリス)と呼ばれる環状の部分がある。
ここには瞳孔を拡大したり縮小したりする筋肉があり、眼球の形成時に細かい皺が寄る。この皺は誕生する前から形成が始まり、2歳を迎える頃からほとんど変化しないことが知られている。この皺のパターンを指紋のようなその人固有の識別情報と捕らえ、認証に利用するのが虹彩認証である。虹彩認証はカメラで眼の部分を撮影し、コンピュータで虹彩のパターンを抽出して認証する。非接触式であるため衛生的で、心理的抵抗が少ない。顔や声のように年をとっても変化することがなく、指紋のような偽造も難しい。認証率も高く、処理するデータ量も少なくて済むという。
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