電気ケトルと電気ポットの違いをご存知ですか?
ケトルなんて珍しい名前だなあって思った記憶がありますが
改めてまとめてみたいと思います。
電気ケトルとは
電気ケトルは電気によって熱を発生されて暖めることを原理とした電気式のやかんです。
ケトルとは英語で「kettle」で日本で言う「やかん」に当たります。
やかんといえば、機能は想像するのが簡単ですよね。
電気ケトルは一度に大量のお湯を作ることを主たる目的とせず
少量のお湯を使う分だけ沸かすことを目的としています。
ガスコンロでお湯を沸かすよりも効率的で素早くお湯を作ることが可能です。
家電として販売されている電気ケトルは
0.15リットルから1.2リットル程度の小型のものが大部分を占めており
使う分のお湯を速く沸かすという使い方が主ですから
電気ケトルのメリット
素早く必要な少量の水を沸かすのに向いている。
ガスコンロよりもエネルギーが効率的
お水を使い切ることを前提としているので、水か常に新鮮。
電気ケトルデメリット
保温機能がない。
大量の水を沸かすことには向いていない。
電気ポット
電気ポットはケトルに比べて普及しているのではないでしょうか?
コンビニなどには必ずおいてありますよね。
電気式ポット水を温め保温しておく機能があります。
ケトルとの違いは保温しておけるというところになります。
電気式ポットメリット
5L程度の水を沸かして保温しておくことができます。
温度調節も可能です。
電気式ポット デメリット
電気ポットはある程度したら、水の入れ替えをする必要があります。
気にせずにそのまま使うことも出来ますが、
古い水を置いておきすぎるのは好ましくないため
時折全部捨てて入れなおす必要があります。
お湯を沸かす時の電気代
電気ケトルの電気代
電気ケトルで有名なティファール社よると、1リットルタイプの電気ケトルで1リットルのお湯を沸かす時間が4分30秒、消費電力は1450Wとなっています。
1リットルのお湯を沸かすのに必要な電力量は0.109kWh、電気代は約3円となります。
電気ポットの電気代
象印よれば、2.2リットルを沸騰させるまでの時間が約13分消費電力は1300Wとあります。
2.2リットルのお湯を沸かすのに必要な電力量は0.282kWh。1kWh当たりの電気代を27円で計算すると約8円となります。
1リットルと2リットルで単位は違いますが、お湯を沸かす際の電気代は、
若干電気ケトルのほうが安くなるのかもしれません。
ちなみに、ガスでお湯を沸かす場合ですが
ガス料金は契約するガス会社によってかなりばらつきがあるので詳しくはそれぞれのガス会社次第となりますが、
東京ガスに関してはお湯を1リットル沸かすのに、約3円程度なのだそうです。
これは参考にならない数値ですので、正確に測定する必要ありそうですね。
一人暮らしの方には、電気ポットを使うより、電気ケトルの方が使いやすいのではないかと思います。